文学-日本文学-俳句-与謝蕪村
風鈴や 花にはつらき 風ながら (ふうりんや はなにはつらき かぜながら) 与謝蕪村 〈意味〉 風鈴が鳴っていることだ。咲いている花は散ってしまうほどの風であるが。
斧入れて 香におどろくや 冬木立 (おのいれて かにおどろくや ふゆこだち) 与謝蕪村 〈意味〉 冬枯れした木を斧で切りつけてみると、鮮烈な香りがしてきたので驚いたことだ。
稲づまや 浪もてゆへる 秋津しま (いなづまや なみもてゆへる あきつしま) 与謝蕪村 〈意味〉 暗闇に稲妻がひらめくその一瞬、白い浪に縁取られた日本の国が浮かび上がって見えることだ。
馬下りて 高根のさくら 見付けたり (うまおりて たかねのさくら みつけたり) 与謝蕪村 〈意味〉 馬を下りると、山の高いところに咲いている桜をみつけた。
夏河を 越すうれしさよ 手に草履 与謝蕪村 〈意味〉 夏の川を、はだしで渡るのは嬉しいことだなぁ。手に草履を持って。
江戸時代の三大俳人 松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶は、 江戸時代を代表する三大俳人として知られています。それぞれが俳句の発展に大きく貢献し、独自の作風を確立しましたが、時代背景や個性が異なるため、俳句の表現やテーマにも違いがあります。 松尾芭蕉…
与謝蕪村(よさぶそん)は、 江戸時代中期の俳人であり画家としても知られる多才な人物です。1716年に摂津国東成郡毛馬村(現在の大阪府大阪市都島区)で生まれ、1784年に京都で亡くなりました。 彼は俳句と絵画を融合させた「俳画」の創始者としても有名で…
ほととぎす平安城を筋かいに 与謝蕪村