野島春樹の沈思黙考

心に移ろいゆくよしなしごと

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『主よ、人の望みの喜びよ』 バッハ

『主よ、人の望みの喜びよ』 バッハ 歴史的背景 この楽曲は、バッハがライプツィヒの聖トーマス教会で音楽監督に就任した年、1723年に作曲されました。教会カンタータ『心と口と行いと生活で』(BWV 147)の一部として、宗教的な礼拝のために作られました。…

ロン・カーター

ロン・カーターの生涯 ロン・カーター(Ron Carter、1937年5月4日生まれ)は、ジャズ界を代表する伝説的なベーシストであり、その生涯は音楽的革新と教育者としての活動に満ちています。 幼少期と教育 出生地 ミシガン州ファーンデールで生まれました。 音楽…

『Take Five』 デイヴ・ブルーベック

『Take Five』 デイヴ・ブルーベック 『Take Five』は、デイヴ・ブルーベック・カルテットによる1959年のアルバム『Time Out』に収録された楽曲で、ジャズ史において革新的な作品として知られています。 楽曲の背景と制作 作曲者 『Take Five』は、カルテッ…

山口青邨(やまぐちせいそん) 俳句 春

巫女下る お山は霞 濃くなりて (みこくだる おやまはかすみ こくなりて) 山口青邨 〈意味〉 巫女が山を下る時間だ。三峯(みつみね)神社のある山は霞が濃くなってぼんやりとしている。 三峯神社

村上鬼城(むらかみきじょう)

村上鬼城の生涯 村上鬼城(むらかみ きじょう、1865年~1938年)は、明治から昭和初期にかけて活躍した俳人であり、俳句雑誌『ホトトギス』を支えた重要な人物です。彼の生涯をさらに掘り下げてみましょう。 幼少期と教育 鬼城は慶応元年(1865年)に江戸の…

村上鬼城(むらかみきじょう) 俳句 桜

ゆさゆさと 大枝ゆるる 桜かな (ゆさゆさと おおえだゆるる さくらかな) 村上鬼城 〈意味〉 ゆさゆさと大きい枝が揺れる桜であることだ。

藤原忠平(ふじわらのただひら)

藤原忠平の生涯 藤原忠平(ふじわらのただひら)は、平安時代中期の政治家であり、藤原北家の一員として摂政・関白を務めた人物です。 家族背景と幼少期 忠平は880年に藤原基経の四男として生まれました。母は人康親王の娘で、兄には藤原時平がいます。幼少…

百人一首 二十六番 貞信公(ふじわらのただひら)

小倉山 峰の紅葉ば 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ (をぐらやま みねのもみぢば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなむ) 貞信公(藤原忠平) 〈現代語訳・口語訳〉 小倉山の峰の美しい紅葉の葉よ、もしお前の哀れむ心があるならば、散るのを急…

中皇命(なかつすめらみこと) 和歌 万葉集 雑歌

たまきはる 宇智の大野に 馬並めて 朝踏ますらむ その草深野 (たまきはる うちのおおのに うまなめて あさふますらむ そのくさぶかの) 中皇命 〈現代語訳・口語訳〉 天皇は今頃、宇智の大野に馬をたくさん並べて朝の草が深く繁るのを馬の脚に踏ませておい…

コーヒーを愛した偉人たち

コーヒーが好きな文豪 コーヒーを愛した文豪たちは、その嗜好が創作活動や日常生活に深く結びついていました。 オノレ・ド・バルザック (Honoré de Balzac) フランスの文豪バルザックは、コーヒーへの情熱が非常に強く、1日に50杯ものコーヒーを飲んだと言わ…

バールーフ・デ・スピノザ

バールーフ・デ・スピノザの生涯 幼少期と教育 スピノザは1632年、アムステルダムで裕福なユダヤ人商人の家庭に生まれました。彼の両親はポルトガルからの移民で、ユダヤ教の迫害を逃れてオランダに移住しました。幼少期から学問に秀でており、ユダヤ教の律…

スピノザ 名言 平和

“平和とは、闘いのないことではなく、魂の力より生まれる美徳である。” スピノザ(「政治論」) バールーフ・デ・スピノザ

エドワルド・グローグ

エドワルド・グローグの生涯 エドヴァルド・グリーグ(Edvard Grieg)は、ノルウェーの音楽史において最も重要な作曲家の一人であり、彼の生涯と作品は北欧ロマン派音楽の象徴として知られています。 幼少期と教育 誕生と家族背景 1843年6月15日、ノルウェー…

『あなたの声に心は開く(歌劇《サムソンとデリラ》)』 カミーユ・サン=サーンス

『あなたの声に心は開く(歌劇《サムソンとデリラ》)』 カミーユ・サン=サーンス 『あなたの声に心は開く』(Mon cœur s'ouvre à ta voix)は、カミーユ・サン=サーンス作曲の歌劇《サムソンとデリラ》の中でも特に感情的で象徴的なアリアです。この楽曲は、…

飯田蛇笏(いいだだこつ) 俳句 春

春めきて ものの果てなる 空の色 (はるめきて もののはてなる そらのいろ) 飯田蛇笏 〈意味〉 すっかり春の陽気が漂ってきて、冬が終わるものの果のような空の色になった。

ジョー・パス

ジョー・パスの生涯 幼少期と音楽の始まり ジョー・パス(本名:ジョセフ・アンソニー・ジャコビ・パッサラクア)は、1929年1月13日にニュージャージー州ニューブランズウィックで生まれました。彼の父親はシチリア出身の移民で、ジョーが9歳のときにギター…

『マイ・ウェイ』 フランク・シナトラ

『マイ・ウェイ』 フランク・シナトラ 原曲と英語版の誕生 『マイ・ウェイ』の原曲は、フランスのポップス『Comme d'habitude(いつものように)』で、クロード・フランソワとジャック・ルヴォーによって作曲されました。この曲を聞いたポール・アンカが、英…

冨安風生(とみやすふうせい)

富安風生の生涯 幼少期と教育 富安風生(本名:謙次)は、1885年に愛知県八名郡金沢村(現在の豊川市)で生まれました。幼少期から学問に秀でており、豊橋尋常中学、第一高等学校を経て、東京帝国大学法科大学を卒業しました。卒業後は逓信省に入省し、官僚…

富安風生(とみやすふうせい) 俳句 桜

まさをなる 空よりしだれ ざくらかな (まさをなる そらよりしだれ ざくらかな) 冨安風生 〈意味〉 真っ青な空からしだれ桜の花が垂れてくる。

三条右大臣(藤原定方)

三条右大臣(藤原定方)の生涯 家族背景と幼少期 定方は貞観15年(873年)に内大臣・藤原高藤の次男として生まれました。母は宮道弥益の娘である宮道列子で、彼の姉・藤原胤子は宇多天皇の女御でした。このため、定方は醍醐天皇の外叔父にあたり、彼の政治的…

百人一首 二十五番 三条右大臣(藤原定方)

名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな (なにしおはば あふさかやまの さねかづら ひとにしられで くるよしもがな) 三条右大臣(藤原定方) 〈現代語訳・口語訳〉 「逢う」という名の逢坂山、「さ寝」という名のさねかずらが、その…

但馬皇女(たぢまのひめみこ) 和歌 万葉集 相聞

人言を 繁み言痛み 己が世に 未だ渡らぬ 浅川渡る (ひとごとを しげみこちたみ おのがよに いまだわたらぬ あさかはわたる) 但馬皇女 万葉集・巻二・116 〈現代語訳・口語訳〉 人がうわさするので私は生まれてはじめて夜明けの川を渡り帰ります。 ※但馬皇…

エスプレッソ

エスプレッソとは エスプレッソは、イタリア発祥の濃縮されたコーヒーで、独特の抽出方法と味わいが特徴です。以下に詳しく説明します。 エスプレッソの定義 エスプレッソは、極細挽きのコーヒー粉に高い圧力をかけて短時間で抽出されるコーヒーです。通常、…

人道主義とは

人道主義とは 人道主義(じんどうしゅぎ)は、人間性や人間愛を重視し、人類全体の福祉向上を目指す思想や立場を指します。この概念は、すべての人々が平等に扱われるべきだという理念に基づき、国籍や人種、宗教などの違いを超えて、個人の尊厳を最優先に考…

フレデリック・ショパン

フレデリック・ショパンの生涯 フレデリック・ショパン(1810年3月1日または2月22日 - 1849年10月17日)は、ロマン派音楽を代表する作曲家であり、ピアノ音楽の革新者として知られています。彼の生涯は、音楽的才能、情熱、そして時代背景との深い関わりによ…

『無伴奏チェロ組曲』 バッハ

『無伴奏チェロ組曲』 バッハ バッハの『無伴奏チェロ組曲』は、クラシック音楽の中でも特に重要な作品であり、チェロ独奏の可能性を最大限に引き出したものです 作曲の背景 作曲時期 『無伴奏チェロ組曲』は、バッハがケーテン宮廷楽団の楽師長を務めていた…

マックス・ローチ

マックス・ローチの生涯 マックス・ローチ(Max Roach)は、ジャズ界の革命的なドラマーであり、作曲家、教育者としても知られています。 初期の人生と音楽の始まり 生誕と幼少期 1924年1月10日、ノースカロライナ州ニューランドで生まれました。4歳のときに…

『Fly Me to the Moon』 フランク・シナトラ

『Fly Me to the Moon』 フランク・シナトラ フランク・シナトラの『Fly Me to the Moon』は、ジャズのスタンダードナンバーとしてだけでなく、文化的・歴史的な象徴としても特筆すべき存在です。 歌詞の背景と解釈 『Fly Me to the Moon』は、恋愛の高揚感…

マハトマ・ガンジー 名言 勇気

“束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。 悲しみがあるからこそ、私は高く舞いあがれるのだ。 逆境があるからこそ、私は走れるのだ。 涙があるからこそ、私は前に進めるのだ。” マハトマ・ガンジー マハトマ・ガンジー

高浜虚子 俳句 春

山国の 蝶を荒しと 思はずや (やまぐにの ちょうをあらしと おもはずや) 高浜虚子 〈意味〉 山国に飛ぶ蝶たちは荒々しい飛び方をしていると思わないか。