野島春樹の沈思黙考

心に移ろいゆくよしなしごと

文学‐日本文学‐俳句‐高浜虚子

高浜虚子(たかはまきょし) 俳句 春

一つ根に 離れ浮く葉や 春の水 (ひとつねに はなれうくはや はるのみず) 高浜虚子 〈意味〉 春の水辺に二つの離れて浮いている葉が見えるなぁ。よく見ると根が一つに繋がっている。

高浜虚子 俳句 春

山国の 蝶を荒しと 思はずや (やまぐにの ちょうをあらしと おもはずや) 高浜虚子 〈意味〉 山国に飛ぶ蝶たちは荒々しい飛び方をしていると思わないか。

高浜虚子(たかはまきょし) 俳句 春

闘志尚 存して春の 風を見る (とうしなお そんしてはるの かぜをみる) 高浜虚子 〈意味〉 若き日に、春風に吹かれながらに抱いた闘志はいまだ私の心の中にあり、今もこうして春の風をみていることだ。