野島春樹の沈思黙考

心に移ろいゆくよしなしごと

文学‐日本文学‐和歌・短歌‐貞信公(藤原忠平)

藤原忠平(ふじわらのただひら)

藤原忠平の生涯 藤原忠平(ふじわらのただひら)は、平安時代中期の政治家であり、藤原北家の一員として摂政・関白を務めた人物です。 家族背景と幼少期 忠平は880年に藤原基経の四男として生まれました。母は人康親王の娘で、兄には藤原時平がいます。幼少…

百人一首 二十六番 貞信公(ふじわらのただひら)

小倉山 峰の紅葉ば 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ (をぐらやま みねのもみぢば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなむ) 貞信公(藤原忠平) 〈現代語訳・口語訳〉 小倉山の峰の美しい紅葉の葉よ、もしお前の哀れむ心があるならば、散るのを急…