野島春樹の沈思黙考

心に移ろいゆくよしなしごと

文学-日本文学-和歌・短歌-大伴旅人

大伴旅人 和歌 万葉集 冬 雑歌

沫雪の ほどろほどろに 降りしけば 奈良の都に 思ほゆるかも (あわゆきの ほどろほどろに ふりしけば ならのみやこに おもほゆるかも) 大伴旅人 万葉集・巻八・1639 〈現代語訳・口語訳〉 沫雪がまだらに降りつづくと、平城京がおもわれることよ。 ※沫雪…

大伴旅人(おおとものたびと) 和歌 万葉集 雑歌

験なき ものを思はずは 一杯の 濁れる酒を 飲むべくあるらし (しるしなき ものをおもはずは ひとつきの にごれるさけを のむべくあるらし) 大伴旅人 万葉集・巻三・338 〈現代語訳・口語訳〉 考えても仕方ない物思いをしないで、一杯の濁り洒を飲むのがよ…