野島春樹の沈思黙考

心に移ろいゆくよしなしごと

文学‐日本文学‐和歌・短歌‐東歌

東歌(未勘国) 和歌 万葉集 相聞

稲つけば かかる我が手を 今夜もか 殿の若子が 取りてなげかむ (いねつけば かかるあがてを こよひもか とののわくごが とりてなげかむ) 東歌(未勘国) 万葉集・巻十四・3459 〈現代語訳・口語訳〉 稲を舂くとあかぎれが切れる私の手を、今夜も若殿さま…

東歌(常陸) 作者不詳 和歌 万葉集 相聞

筑波嶺の 嶺ろに霞居 過ぎかてに 息づく君を 率寝て遣らさね (つくはねの ねろにかすみゐ すぎかねて いきづくきみを ゐねてやらさね) 東歌(常陸) 作者不詳 〈現代語訳・口語訳〉 筑波山の頂に霞がかかってうごかないように、通りすぎかねて溜息をついてい…