野島春樹の沈思黙考

心に移ろいゆくよしなしごと

2025-03-24から1日間の記事一覧

万葉集 雑歌 志貴皇子(しきのみこ)

葦辺行く 鴨の羽交ひに 霜降りて 寒き夕は 大和し思ほゆ (あしへゆく かものはがひに しもふりて さむきゆふへは やまとしおもほゆ) 志貴皇子 万葉集・巻一・64 〈現代語訳・口語訳〉 葦べを泳ぐ鴨の背に霜が降り、寒い夕暮は、大和が思われてならない。…

芸術に親しむ

○芸術の歴史 日本と世界の芸術の歴史は、それぞれの社会や文化の背景を反映し、独自に発展を遂げてきました。それを並行して比較することで、相互の影響や特徴が明らかになります。 〈古代〉紀元前3000年頃~紀元後500年頃 日本 縄文時代 (紀元前14000年頃~…

ソクラテス

①ソクラテスの生涯 ソクラテス(Socrates, 紀元前470年頃 - 紀元前399年)は、 古代ギリシャの哲学者であり、西洋哲学の基礎を築いた人物の一人です。彼の生涯や思想は、弟子であるプラトンやクセノフォンの著作を通じて知られています。 基本情報 項目 内容…

ソクラテス “より良く生きる”

ソクラテスの「より良く生きる」という哲学は、 彼の倫理思想の核心にあり、人間の幸福や人生の意義を深く掘り下げたものでした。この概念は、単なる生存や物質的な豊かさにとどまらず、徳を追求することで魂の健康を保ち、本質的な満足を得ることを目指して…

ソクラテス 魂への配慮

ソクラテスが「魂への配慮」について語った内容は、 彼の哲学の中心的なテーマの一つであり、古代ギリシャにおける倫理観や自己探求の重要性を示しています。彼は、「魂の世話をすること(epimeleia tes psyches)」を、人間が生きる上で最も大切な行動であ…

ソクラテス 知への愛

ソクラテスの「知への愛」の基本的枠組み 要素 説明 関連エピソード 無知の知 「自分が無知であることを知る」ことを知的探求の出発点とする認識。 アポロンの神託「ソクラテス以上の知者はいない」という言葉への疑問から探求が始まった。 対話法 問答を通…

夏目漱石と正岡子規と高浜虚子

○夏目漱石と高浜虚子 夏目漱石と高浜虚子の関係は、 正岡子規を通じて築かれた文学的な交流が中心です。 出会いと交流の始まり 高浜虚子は正岡子規の弟子であり、子規を通じて夏目漱石と知り合いました。虚子は俳句雑誌『ホトトギス』を主宰しており、漱石の…

高浜虚子(たかはまきょし) 俳句

よろよろと 棹がのぼりて 柿挟む 高浜虚子