香具山は 畝火雄々しと 耳成と 相争ひき 神代より かくにあるらし 古も
しかにあれこそ うつせみも 妻を争ふらしき
(かぐやまは うねびををしと みみなしと あひあらそひき かみよより かくにあるらし いにしえも しかにあれこそ うつせみも つまをあらそふらしき)
〈現代語訳・口語訳〉
香具山(かぐやま)は、畝傍山(うねびやま)が素敵だと、耳成山(みみなしやま)と争ったということです。神代からそのようで、昔からそうなのだから、今のこの世の中でも妻をめぐって争うのですよ。



※大和三山 奈良県橿原市、桜井市にある天香具山、畝傍山、畝傍山の三山