野島春樹の沈思黙考

心に移ろいゆくよしなしごと

正岡子規(まさおかしき) 俳句 春

紫の 蒲團(ふとん)に坐る 春日かな

(むらさきの ふとんにすわる はるひかな)

                             正岡子規

〈意味〉

紫の布団の上に座って春の日差しを眺めていることだ。