文学-日本文学-和歌・短歌-天智天皇
香具山は 畝火雄々しと 耳成と 相争ひき 神代より かくにあるらし 古も しかにあれこそ うつせみも 妻を争ふらしき (かぐやまは うねびををしと みみなしと あひあらそひき かみよより かくにあるらし いにしえも しかにあれこそ うつせみも つまをあらそふ…
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ (あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ) 天智天皇 〈現代語訳・口語訳〉 秋の田の側につくった仮小屋に泊ってゐると、屋根をふいた苫の目があらいので、その隙…
わたつみの 豊旗雲に入り日差し 今夜の月夜 清く照りこそ (わたつみのとよはたぐもにいりひさしこよひのつくよさやけかりこそ) 天智天皇 万葉集・巻一・15 〈現代語訳・口語訳〉 海上に豊かにたなびく雲に落日が輝き、今夜の月は清らかであってほしい。