野島春樹の沈思黙考

心に移ろいゆくよしなしごと

文学‐日本文学‐俳句‐宝井其角

宝井其角(たからいきかく) 俳句 夏

奥や滝 雲に涼しき 谷の声 (おくやたき くもにすずしき たにのこえ) 宝井其角 〈意味〉 谷の奥にある滝よ。かかっている雲が日差しをさえぎって涼しい谷の物音であることよ。

宝井其角(たからいきかく) 俳句 春

花に酒 僧とも侘ん 塩ざかな (はなにさけ そうともわびん しおざかな) 宝井其角 〈意味〉 花には酒だ。僧侶と飲むには侘びが必要だろう。塩を肴に酒を飲もう。

宝井其角(たからいきかく)

宝井其角の生涯 宝井其角(たからい きかく)は、江戸時代前期の俳諧師であり、松尾芭蕉の門下生として特に有名です。彼の人生や作品は、江戸文化の華やかさと俳諧の進化を象徴しています。 生涯の詳細 其角は1661年(寛文元年)に江戸の堀江町で生まれまし…

宝井其角(たからいきかく) 俳句 桜

小坊主や 松にかくれて 山ざくら (こぼうずや まつにかくれて やまざくら) 宝井其角 〈意味〉 上野寛永寺で働く小坊主たちよ。松に隠れているが山桜が満開だ。